こんにちは
菊次郎です

藤の花が咲いてGWを過ぎるといよいよ夏の到来を感じますね。私は仕事柄、色々な場所で植物の動きを観察していますが5月はとくに常緑樹の動きが活発となり葉の入れ替わりが始まります。花を付けるのもこの時期が多く、私の大好きな常緑樹のタイサンボクも白く大きな蕾をたくさん付けて今にも咲きそうな雰囲気。自宅を出てすぐの散歩ルートに立派に育っています。

やはり植木屋ですのでこの時期は特に今まで植えて来た木がどう育っているか気になります。植える環境も最適な場所ばかりではないので植える時は願うような気持ちで出来るだけ水を与えて時には肥料も蒔いて後ろ髪を引かれるような思いで現場を後にします。

引き渡し日の夕方まで水をあげる

畑で生産される植木にとって植え替えというのは一大事で木も植えられた場所で生き抜くために必死に頑張ります。太い根が切られて水がほとんど飲めなくなった状態で夏の強い日差しを浴びてしまい葉から蒸発する水分が根から吸い上げる水分よりも多くなると木もいよいよ黄色信号です。

夏だというのに枝の先端から徐々に葉を落とし落葉樹なら紅葉し始めて「さようなら」とばかりに立ち枯れの様相を見せます。しかしこれは植物も賢いのです。与えられた環境でまずは根を張って少しずつでも水を飲めるようにします。根の張り具合と葉っぱの量を自分で調整しながらゆっくりとその場所に馴染んでいきます。

植栽後、3年経ちました

植えて3年目の植栽です。葉のつき方を見るとしっかり根を下ろせたように見えます。やはり植木は根を切り詰められ移植されるので植えてから3年くらい経たないと根が伸びず本来の樹勢に戻らないのです。これからはぐんぐん勢いを増して素敵な木陰を作ってくれる事と思います。

植物は生きものなので水と空気と光が必要で土の栄養素も必要です。作ったら壊れるまでずっとそのままの形を保つエクステリア商品と全く違います。植えた後、水をあげないと枯れてしまうのです。木は私たちと同じ生き物ですから水分がないとダメなんです。水は根から吸い上げるので根が大事です。

ベニバナエゴノキが立派に咲きました

何本かの木を植えるとその場に馴染むのが早い木とそうでない木の成長の差も出ます。特に成長のゆっくりな木はオーナーさんも心配になるくらいです。コチラの可愛らしい赤い花を咲かせるベニバナエゴノキも植栽後、3年待ってようやく花がついてほっと一安心です。

去年の秋口に枯れてしまったのかと問い合わせをいただき写真を送ってもらい観察すると元気そうではあるけれど葉の付きがイマイチな量で来春を待って様子を見てくださいと伝えた所でした。

木は生き物なのでやはり他の工事とは違います。多くの外構屋さんは専門外なので植木を植えたがらないのです。ブロックも積み植栽もする私たちは少数派の木を植える外構屋なのかもしれません。

緑豊かな外構作ります!
ぜひお問い合わせください