こんにちは
菊次郎です

先日、お客様から布袋竹を植えて欲しいというお問い合わせがありまして植えてきました。

最近は竹を植えることがほとんど無いので大変珍しいです。現場は駐車場から伸びるコンクリート土間に植栽スペースがあり植える植物によって全体の印象が決まるような配置です

和モダンな雰囲気です

布袋竹は根元が印象的で七福神の布袋様のおなかの様にぽっこりしているのでその名で呼ばれています。古くは高級な釣り竿の素材として各地で栽培され、成長しても2−4m前後の小柄な竹なので園芸用としての需要もあります。5月の筍は食用にされる事もあります。

生きている竹は甘くやわらかな香りがあり仕事中もその香りに癒されていました。他の竹、孟宗竹や淡竹ではあまり感じないので布袋竹独特のものなのかもしれません。

ゆったりとしたアジアを連想させる様な?そんな感じの良い香りです。

足元には割り石を入れました

秩父の山で仕入れた割グリ石を敷き詰めると引き締まった印象になりました。土間のホワイトと石のグレーがちょうど良いモノトーンのバランスです。もしサビ茶や黄土系の石だったら外してたな、とホッとしました。

印象的な植栽となりました
夜はライトアップされます

夜間はスポットライトがついて竹を照らします。

植木としての竹はどんどん大きくなる印象から最近はあまり植える機会が減りました。

適切に手入れを行い若木と古木の入れ替えをすればきちんと管理できるので植えるだけで建物も庭もスタイリッシュになる竹を選んでみても良いと思いますよ